101配列からこんにちは

Twitterで足りないこと、細かく書きたいことを書くとこ。

留年生の話

101配列からこんにちは、ペンニーです。

 よく話題に出す留年生、コイツは一体何なのかって話をまとめたいなーと思ったんでまとめます。

 本人からの許可はそれとなく貰ってる感じです。

 軽く先に書いておくと、僕は自分が出来ないことに対して今まであんまり残念に思ったりしなかったんだけど、留年生の面白さを表現しきれないことに対して凄く残念な気持ちになってます。それこそ、今の時代なら軽く絵が描けて漫画に出来たらTwitterとかに乗せてブログに乗せて広告収入を得たり、流行ったらLINEスタンプにしたらホントに一財産できるんじゃねーかなと思ってます。

・留年生との出会い

 忘れもしない高校生活二日目、ウチのクラスは何故か初日に自己紹介をせずに解散になった。今思えば、担任が忘れてたんじゃないか?とさえ思う。

 クラスがざわざわしてる中一人ずつテキトーな自己紹介をやって、まぁ目の前に同じ趣味の奴がいたら話すかって感じのあの空気が流れてる中、奴の順番はやってきた。
 
「僕、留年してますけど!皆さん、そんなこと気にしないで仲良くしてください!!」
 
 人生で一番静かな瞬間が訪れた。常にうるさかった気がする左隣りの奴でさえ留年生に注目してポカンとしていた。
 いやいやいや、気にするでしょ。気にならないわけないじゃん。そもそも、入学式の次の日にピュアピュアの高校生に留年は本当にするっていう現実を突き付けるってどんな性格してんだよ、あまりにも酷過ぎないか??
 このときは怖くて聞けなかったんだけど、大学生になってから「なんであんなことしたん?」ぐらいのノリで聞いたら返ってきた答えも酷くて
 「ウケると思ってたw」
 なんとなく、コイツが留年した理由が分かった気がした。出席が足りなくて留年したらしいが、コイツ周りがヤバいヤバいって雰囲気になってるにも関わらず休みまくったんだな…。本物のアホだ。
 なんだかんだアホでも良い奴なので年上でもクラスになじんでてその辺はすげーなとは思いました。駅のホームとかで先輩に「おい、1年w」って言われてんのを見るとやっぱ去年も弄られるタイプの人間だったんだろうなぁ…とか少し可哀そうに思ったけどね。
 

・留年生と僕

 留年生と出会うまでの僕はそーんなに人のことを弄るタイプでは無かったんだよ、ホントだよ。変なことをしてるのを見るとツッコむぐらいでね。

 それでだ、この留年生と一日一緒にいるとなんかずっとへんなことをしてるんだよね。もうなんか毎回新しい言葉を見付けるのもめんどくさいぐらいずっとへんなことを繰り返すから最終的に

 「そんなことしてるから留年するんやで」

 「流石、○○(母校)に好きこのんで4年もいるだけあるわ」

 をローテーションで使ってた気がする。たまに新しいのをパッと思いついたら使うけどね。つーか、今も使ってるからこの二つはもう5年近く使いまわされてるのか。芸が無いなぁw

 個人的にヒットだった留年生に返したセリフだと

 「倒す前からドロップアイテム【単位】のありそうな雑魚敵」

 「1995年2月17日生まれの僕と1994年2月18日生まれの留年生だと4年に一回うるう年のタイミングで歳の差が1日広がるんかな?」

 仮面ライダードライブが『タイプデットヒート』って言ってるけど『単位デッドヒート』の留年生はどうすんの?」

 が最近だと面白かったかな。

 単位デッドヒートの時に「お前も体にタイヤ二個付けたら?」とか「単位二個ついてたら進級だったのになwww」とかって追加攻撃を入れたら傘持って殴りに来たからね。怖いね。

 こんな感じで日々留年生の隙をついて遊んでる僕ですが、僕がなんかしなくてもコイツは勝手に面白い話を持ってくるのでそれも書きたいと思います。

・ノンフィクションだって信じて欲しい話

 正直僕もあんま信じてないんだけど、目の前で留年生が起こしてきた奇跡、奇劇を見てると本当なんだろうなーって信じてしまうお話。

 よくある話だと「自分の運転してるチャリに轢かれた」って話。意味分かんないけど、ペダルを踏み外して着地したらその足をチャリが轢いて行ったってことらしい。これが一回じゃないっぽいから凄い。なんも学んでないよね、普通人生に一回もないことを数回持ってくるコイツは笑いの神に指さされて笑われてると思う。

 自転車関連だと、バイトの帰りにガードレールにぶつかったと思ったら自分の手からスマホが無くなっててそのタイミングでバッテリー切れてたからもうスマホ見つけようが無かったって話も意味分かんなかったけど、かなり笑わせてもらった。

 こういうバカな話を持ってくるたびに留年生は「ちゃうねん」って言いながら言い訳を始めるけど実際何もちがわないからホントにアホ。

・留年生とアルバイト

 留年生もなんだかんだ大学生なのでアルバイトをしてる。前は回転寿司チェーンの店で働いてたらしいんだけど、そこそこ忙しい日もあった(本人談)のに留年生がバイトを始めて半年前後でその店が閉店に追い込まれたらしくてやっぱなんか持ってるのか憑いてるんだろうなーって思いながら話を聞いてた。

 そんなある日、奴が「それはねーだろ」見たいな髪型で講義に現れたんだけど、もともとオシャレに関心があるタイプでも無さそうだし仕方ないよねーみたいなことを言ってたら、ずっと床屋のおっちゃんに恨み事を言いだすから始末が悪い。留年生がぐちぐち言ってたからか知らないけど、その床屋がある日閉まっていたらしい。コイツには店を潰す何かがあるんだろうか?と思うのもつかの間、留年生が行っていた床屋さんは潰れたわけでないことが発覚する。なんと、移転して生き残っていたのだ。

「場所は俺の働いてた寿司屋のあった場所だったけどね」

 もうなんて言って良いか分からなかった。とりあえず、笑い声がこみ上げたので吐き出しといたって感じ。

・留年生と実験

 これは何回か友だちに話しててウケの良かった話。

 いろんな実験を大学でやるんだけど、それで毎週毎週小さいミスをやらかす留年生、大きなミスとか怪我に繋がるミスが無くて良かったよねみたいな話をしてた時だったと思う。

 炭素棒と電解質を使って電池を作る、その性能を測定するみたいな実験をやった時の話。察しの良い人はもう何したか分かると思うんだけど、留年生の素晴らしさはその期待を裏切らないところ。留年生の何がダメってそういう期待を裏切らないところ。

 先生が炭素棒を持って「これ、実験で使う重要なものですけど、割れやすいんで注意してくださいね」って言い終わった途端にパキンとその炭素棒を落として割った。

 もうね、キングクリムゾンですよ。ディアボロもびっくりだよ。結果だけがこの世に残るスタンド能力ってもうめちゃくちゃ強いと思うんだけど、なんで注意する過程をすっ飛ばしてミスした結果だけを残すんだよコイツは…。その笑いに貪欲な姿勢はなんなんだ。

 普通ならこれで終わりなんだけど、留年生はそんな生ぬるいことはしない。次の週同じ先生が担当する、アルコールと塩基から石鹸をつくるみたいな実験でも奴はやらかした。熱で薬品を溶かして、ろ過して沈殿物を取って集めるみたいな操作をする実験だったんだけど、そこで間違って塩化ナトリウムを触ったとかそういうちょっとドジみたいな話じゃない。安全に安全を考えた学生実験で留年生は

 右手から火柱を上げた

 なに言ってるか分かんないと思うけど、初めて話を聞いた時の僕も全く同じ気持ちだった。何をどうしたらそうなるんだ。本人いわく、電熱線の近くにアルコールの付いた手を持って行ったらそうなったっていうことらしいんだけど、意味が分からないし、なんで実験の一歩目でリタイアするような事故を起こすかな。つーかそんなもん次からどう対策すればいいか先生の悩みの種になるからやめて差し上げて欲しかった。

・疲れた。

 なんか3000文字超えたし、日付は変わりそうだしで疲れたので今回はこの辺でおしまいにしたいと思います。

 次回はこれを留年生に読ませてその反応と書こうと思ってたあと二つの笑い話がかければ良いなと思ってます。出来れば良いな。

 

それでは、101配列からでした。